人生にエンタテインメントを! by マドモアゼル安原

第13回「誕生50周年記念 ベルサイユのばら展 -ベルばらは永遠に-」、東京会場いよいよ11月まで!(東京・六本木)

華麗なエントランス! ©池田理代子プロダクション

人生は旅に似ています。エンタテインメントは、その旅路に喜びと輝きをもたらす魔法!
連載開始から50年を迎えた、永遠の名作『ベルサイユのばら』を記念した展覧会が開催中です。1972年、池田理代子氏が24歳の時に少女マンガ誌で連載を開始。当時としては、異例の歴史物を題材とし、情熱を持ってマリー・アントワネットの生涯を描きました。「ベルばら」と親しまれ、1973年に連載を終了した後も人気は衰えず、翌1974 年に宝塚歌劇で舞台化されるやいなや、空前のベルばらブームを引き起こし、社会現象となリました。

展示の序章は「ベルばら」誕生に迫り、登場人物を紹介。第1章の展示では、連載当時の貴重な原画約180点を物語に沿って展示しています。原画とともに、数々の名セリフもよみがえります。

 
©池田理代子プロダクション

登場人物のなかでも、女として生まれながらも軍人として生きる男装の麗人・オスカルのキャラクターは大人気に。マンガの中で、オスカルが生涯でただ一度だけ身にまとったドレスを再現しています。必見!


オスカルのドレス展示 ©池田理代子プロダクション
制作:文化服装学院オートクチュール科学生
企画制作:メイプル

「ベルばら」は、フランス革命という激動の時代の波の中で、各々のキャラクターが運命を生きる大群像劇に仕立てました。オスカルを愛する平民アンドレと愛を誓い合う、宝塚歌劇でも有名な「今宵一夜(こよいひとよ)」と呼ばれる名場面の舞台となった「オスカルの部屋」が登場。

第2章の展示では、宝塚歌劇『ベルサイユのばら』の舞台衣装や小道具、歴代の公演ポスターが飾られています。


宝塚歌劇『ベルサイユのばら』の展示 ©宝塚歌劇団

第3章では、TVアニメ『ベルサイユのばら』の世界をたどり、セル画なども。


貴重なTVアニメの原画 ©池田理代子プロダクション・TMS

第4章では、懐かしのグッズやコラボレーション事例など、「ベルばら」をめぐる50年間のモノ・コトを展示。特設ショップでは、スイーツやアクセサリー・雑貨など、「ベルばら」の華麗なる世界をイメージした、展覧会限定のコラボレーショングッズも買えます。本展記念のお土産にも。

 
メサージュ・ド・ローズ ベルサイユのばら展チョコレート
©池田理代子プロダクション

データ>
「誕生50周年記念 ベルサイユのばら展 -ベルばらは永遠に-」
会期: 2022年9月17日(土)〜11月20日(日)
会場: 東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)
【展覧会公式サイト】 https://verbaraten.com/

※大阪・阪急うめだ本店にも11月以降、巡回予定。最新情報は展覧会公式サイトまで。

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