ホテル名の「ラ ヴィーニュ(la vigne)」は、フランス語で「ブドウの木」を意味します。全38室のアルパインリゾートホテルは、全室が角部屋仕様、北アルプスの雄大な自然を望む開放的なマウンテンビューです。
上質なパウダースノーを満喫できる、人気の長野県白馬村に2024年12月19日誕生。ホテル名にちなんで、通常のテープカットの代わりに、信州ワインバレーの「桔梗ヶ原」「千曲川」「八ヶ岳西麓」「天竜川」「日本アルプス」の5つの地域から採った土をメルローとシャルドネの苗木にかぶせる特別なパフォーマンスを行いました。
白馬村の中心街「エコーランド」に位置する「ホテル ラ ヴィーニュ 白馬 by 温故知新」は、ラグジュアリーなホテルコンドミニアムとして長期滞在にも向いています。
リビングルームに備え付けの電子レンジもあるキッチン、ダイニングテーブル、センスの良い食器、寝室ごとに用意されているバスルーム/シャワールーム、乾燥機付き洗濯機など、暮らすように泊まるグループ滞在もおすすめです。
ロビーを通らずに、外から直接アクセスできるロッカールームとシャワールームを完備。レンタルショップ「SPICY(スパイシー)」が隣にあり、手ぶらでも気軽にスノーアクティビティを満喫できます。
特筆は「LA VIGNE DINING FÛDO(ラ ヴィーニュダイニング フウド)」。ワインコンシェルジュによる、厳選した1,000本以上の日本ワインのコレクションをセラーに取り揃えています。
雄大な山々の自然を眺めながら、信州の美味しい旬な食材を使った鉄板焼きやフランス料理と、美味しいワインが愉しめます。
長野県の良質なワイン産地、信州ワインバレーのスパークリングは優しい微発泡の味わい
信州サーモンのマリネ、美ヶ原高原鹿背肉のパイ包み焼き、オマール海老のフリット、鴨フォアグラと白馬菊芋を合わせたカプチーノ風ポタージュなど *写真はスタンダードコースのディナー
朝食は、山岳リゾートらしい地元信州の豊かなテロワール文化を感じさせる内容で、ブッフェスタイル。チーズ、プレミアムはちみつ、フルーツを使ったノンアルコールのモーニングサングリア、目の前で絞ってくれる信州りんごジュースほか、白馬豚のしゃぶしゃぶ、豚汁と握りたてのおむすびなど、冬の季節に嬉しい体を優しく温めるメニューです。
バラエティ豊かな朝食
「くるみガラス」を用いた、雪のきらめきのようなライト。部屋によって、職人技が光る多彩なデザイン
館内には、自然からインスピレーションを得た、地元信州の伝統工芸の数々がセンス良く飾られています。
木工作家の安藤 萌(あんどう・もゆる)さんが製作したオブジェ
標高3,000m級の北アルプスの山々を眺めながら、大自然の豊かな時間を感じてみて。
取材・文/マドモアゼル安原