桜の余韻と春の酒、湘南唯一の酒蔵で良い酔い酒宴〜熊澤酒造酒蔵フェスト〜(神奈川県・茅ヶ崎市)

今年も桜の季節到来!同時に新酒の時期でもありますね!今回は、そんな季節に毎年開催されている湘南の酒造の「酒蔵フェスト」についてご紹介しましょう。

2024年の4月14日。雲ひとつない空。春の光に照らされ、桜は満開を過ぎてなお、わずかに花びらを残していました。絶好の酒日和。湘南唯一の酒蔵、茅ヶ崎の熊澤酒造で開催される「酒蔵フェスト」は蔵開きの季節に開催されます。私も事前にチケットを手に入れて、友人たちと共に参加しました。

手書きの看板が温もりたっぷり

茅ヶ崎駅から相模線で2駅、静かに佇む「香川駅」から歩いて7分、煙突が見えてきたら素敵な門を抜けて熊澤酒造の敷地内へ。そこは酒蔵というよりは、まるで海外のワイナリーの新酒ワインイベントのような景色が広がっていました。歴史ある蔵や建物を背に、グラスを傾ける人々。テラス席では、酒と料理を囲んで笑い声がはじけます。

酒蔵の煙突が見えてくる

多くの人で賑わう敷地内。桜の余韻も

この日のラインナップは熊澤酒造の酒の代表銘柄「天青」をはじめ、水、米、酵母すべて茅ヶ崎産を使用した「かっぱシリーズ」も並び、スパークリングからどぶろく、新酒に古酒まで実に多彩。また、湘南の風を感じるクラフトビール、吟醸粕を再発酵させて造った粕取り焼酎をベースに、ジュニパーベリーだけを漬け込んだシンプルなクラフトジン...とさまざまなお酒を楽しむことができます。ひと口ごとに違う表情を見せる酒たち。飲み比べると、もう一杯、もう一杯と欲が出てしまいます。

ついつい手が伸びて、もう何杯飲んだ?

ふと軽快な音が聞こえてきて振り向けば、ちんどん屋の一団が賑やかな音楽とともに会場を練り歩いてきました。酔いの回った客が手拍子を打ち、見よう見まねで踊り出します。楽しいことに理由はいらないんですね。会場が一体となって大盛り上がりでした。

「ちんどんおてんきや」が会場を盛り上げる

敷地内には、醸造所に併設されている蔵元料理レストラン「天青」、窯焼きのピザが味わえる「MOKICHI TRATTORIA」、自家製ドイツソーセージやハムが楽しめる「ヴルストカフェ」の3つの店舗があり、この日はそれぞれの店の特別メニューが提供されるので、欲張りに楽しめるのです。席を確保して拠点を決めて、グラス片手に敷地内の各ブースへ自由に行き来。フェスの醍醐味とは、こういうものなのだと実感しました。

陽の光を浴びながらグラスを傾ける人々。誰もが、思い思いに春の一日を過ごし、見上げれば花びらが舞って、時間がゆっくりと流れているようでした。

「よっぱらいは日本を豊かにする」という熊澤酒造の社訓がしっくりと馴染みます。美味しい酒と料理、心躍る音楽、穏やかな春の風。すべてが溶け合い、酔いの心地よさだけが静かに残る1日でした。

また今年。もう一度、あの場所に会いに行こうと思います。

2025年の「熊澤酒造酒蔵フェスト」は4月12日・13日に開催予定。現在チケット発売中です!

チケットの購入はこちらから

熊澤酒造株式会社

 

写真・文/yOU(河﨑夕子)

 

 

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