リアルパビリオン体験は11月19日(木)12時までの申し込み!!
11月21日(土)〜22日(日)
@フィンランド大使館内メッツア・パビリオン (東京メトロ日比谷線広尾駅)
マリメッコにイッタラ、アアルト...デザインでは有名ながら、最近ではもっぱら「サウナ」でも話題のフィンランド。またサスティナブルで世界一幸福な国としても注目が集まっています。
そんなフィンランドの駐日大使館の敷地内に木造の施設「メッツア・パビリオン」が一般公開されたのが今年10月。この施設はフィンランドの文化、ビジネス促進のためのプラットフォームとして誕生しました。
フィンランドから送られてきた木材を使った製造過程に廃材をほとんど出さず、なんと10回の再建築が可能な、正にサスティナブルな建物です。
こちらを会場に今週末11月21日(土)と22日(日)に「A Happy Day in Finland」というイベントが開催されます。コロナ禍にあって海外旅行もままならない今、東京にいながら様々なアクティビティを通して夏のフィンランドを体感できちゃうイベント。
勿論現状を踏まえて、新型コロナ感染症への安全対策のため、人数制限を行い、万全の対策が実施されます。
フィンランド大使館敷地内に完成したばかり
フィンランドはあてもなく散歩することのできる自然豊かな環境、サウナ、そして世界で最も綺麗な空気を吸える場所として知られています。
今回のイベントは、フィンランドの主要なディスティネーションをテーマにしたコーナーを巡っていくシステム。朝の湖水地方、日の高い時間に西岸のトゥルク、群島地区に移動し、夕暮れ時から夜のヘルシンキへと移動しながら展示やアクティビティを楽しむことができます。
イベント当日配布されるアクティビティ案内図
1.まずは中心部湖水地方へ
フィンランドにはおよそ18万8000個の湖があります。
そのほとんどがフィンランド中心部の湖水地方に位置し、ヨーロッパでも最大の湖水地方として知られています。
水辺のコテージ、サウナ、ベリー摘み、ボートやカヌーに乗って自然を楽しむ時間はゆとりを持ったライフスタイルを好むフィンランド人ならでは。
この地方を体験できるアクティビティをご紹介しましょう。
フィンランドのサウナではベンチに「Laudeliina(ラウデリーナ)」という布を敷いて座ります。無地のリネンの布が用意されているので、それぞれ自分の好きな場所にスタンプを押して自分専用のラウデリーナを作ることができます。
自分専用のサウナシート、嬉しいですね!
サマーコテージにはモッキダーツを設置して楽しむ人も多いようです。
勝ち負けは関係なし、純粋に楽しむゲームを是非この機会に体験してみましょう。
フィンランドダーツ「モッキ」シンプルな作り。
その他湖水地方の展示やベリージュースの試飲も楽しめます。
2.西海岸トゥルクと群島地域
続いて西海岸の群島地域へ。フィンランドの最古の都市トゥルクを中心に歴史的建造物が多く、市街地からは世界最大の群島が一望、船で周遊するのも良さそうですね。この地域はさながらムーミンのお話の中に出てくるようなのんびりとした環境が整っています。
フィンランドでは毎年夏至の時期に1年で一番明るい時をお祝いする「夏至祭」が開かれます。このお祭りでは自分で作った花冠をアクセサリーにする習慣があります。
用意された切り花を使ってオリジナルの花冠を作ってみましょう。
夏至祭には花冠が欠かせない
ムーミンのお話に出てくるキャラクターのポストカードが用意されています。
最近ではなかなか送ることも少なくなった手書きのメッセージ。
フィンランド経由で大切な人に送ってみませんか?
フィンランド経由で届くポストカード
群島地域エリアではその他にもライ麦パンの試食や、リトルミーエクササイズなどが体験できます。
3.近代都市ヘルシンキ
深夜のヘルシンキの市街地
そして最後に都会ヘルシンキ。
筆者も昨年足を運んでいますが、洗練された建築、プロダクトデザインや色彩に心躍る街の中。機能とデザインを兼ね備えた様々な街づくりにも目を奪われます。来年2021年の夏には初のビエンナーレ(芸術祭)の開催も予定されており、アートやデザイン、ガストロノミーを楽しめる近代都市です。
JOPOはフィンランドの大手自転車メーカー。1960年代から人気を博し、そのレトロなデザインは今や世界中で愛されています。
フィンランドカラーのJOPOに乗って、動画でヘルシンキの街をサイクリング体験できます。
JOPOの自転車でヘルシンキの街をサイクリング
フィンランドでは学校の授業にアートやクラフトが積極的に取り入れられています。
いわゆる「指編み」と呼ばれるシンプルな手順の編み物を実際に体験しましょう。
ここで編まれたものは来年2021年夏に開催予定のヘルシンキビエンナーレのインスタレーションとして展示される予定です。
あなたもビエンナーレに参加できる!
このコーナーではその他にもヘルシンキ観光のVR体験や、スイーツを楽しむことができます。各地域別コーナーでは、それぞれの地方のハピネスガイドがオンラインで控えていて、時差を超えて直接話をすることができます。
この機会に、それぞれのライフスタイルについて、また幸せを感じる時間の過ごし方について聞いてみましょう。
またパビリオンの1階には常設コーナーが3ブース。オーロラ動画の体験エリアや、実際のフィンランドのサウナの展示、フィンエアーのショウルームなども楽しむことができます。
パビリオンの1階のエントランス
パビリオンに足を踏み入れると一気にフィンランドの雰囲気が感じられる貴重な体験。
今回第1回の応募では既に満員となっておりましたが、17日より一部追加募集が開始しました。第2次お申込みは11月19日(木)12時までとなりますので、ご希望の方はお急ぎください。
また今回応募に外れた方も、一部のアクティビティを自宅にいながらオンラインで体験することができます。
追加応募、およびバーチャル体験はこちらからアクセスください。
この機会に幸福度ランキング第一位のフィンランドを体感してみましょう。
そしていつか行ける旅に思いを馳せて。
取材・文/yOU(河崎夕子)