ステイホームで運動不足!?という方は多いのではないでしょうか。散歩にもいい季節になったので、美術館や博物館を徒歩でハシゴできるエリアをご紹介。カフェのある美術館もオススメポイントです!
<表参道・青山(東京)>ブランドショップ、アンティークなどおしゃれエリアとして知られる表参道は、こんぢんまりとした美術館も多く集まるエリア。
◆根津美術館(表参道駅から徒歩7分)
明治時代の実業家・初代根津嘉一郎氏の蒐集品を元に1941年に開館。国宝や重要文化財、重要美術品など、日本と東洋の絵画、書跡、彫刻など収蔵品は多岐に渡ります。1万7000㎡を超える日本庭園も見どころで、庭園を見下ろすカフェもあります(カフェ・庭園も要入館料)。
「国宝燕子花図屏風」展 2021年4月17日(土)~5月16日(日)
http://www.nezu-muse.or.jp/
隈研吾氏設計の美術館
◆岡本太郎記念館(根津美術館から徒歩3分)
岡本太郎が1954年から40年以上生活した、岡本太郎のアトリエ兼住居だった場所にある記念館。閑静な住宅街にありますが、一歩中に入った途端に岡本太郎のパワーあふれる作品が飛び込んできます。入口手前にカフェもあります。「暮らしのなかの芸術」展 開催中~2021年7月11日(日)
https://taro-okamoto.or.jp/
◆ヨックモックミュージアム(岡本太郎記念館から徒歩3分)
2020年10月にオープンしたばかりの、洋菓子で知られるヨックモックの美術館。約500点のピカソのセラミック作品を収蔵・展示します。ピカソの絵画は見ようによっては頭が混乱してきますが、セラミック(陶磁器)はとっても親しみやすいですよ。カフェもあります。
https://yokumokumuseum.com/
住宅街にある、建物もステキな美術館
◆太田記念美術館(ヨックモックミュージアムから徒歩20分)
世界中で人気が高まっている浮世絵の専門美術館。「江戸の悪」「花魁ファッション」「江戸の妖怪」や、人気急上昇中の新浮世絵師である小林清親・小原古邨・河鍋暁斎など見どころたっぷりの企画展がおもしろいです。
「江戸の敗者たち」展 2021年4月15日(木)~5月16日(日)
http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/
<嵐山(京都)>天龍寺へ向かう道は少しわさわさしていますが、落ち着いた雰囲気がただよう桂川沿いに美術館があります。
◆福田美術館(嵐山駅から徒歩10分)
2019年6月に開館した、応挙、蕪村、若冲、栖鳳など京都画壇の日本画を中心に約1500点収蔵・展示する美術館。桂川が見えるカフェもあります(カフェも要入館料)。基本的に館内撮影OKです。
「美人のすべてリターンズ」展 2021年4月24日(土)~7月4日(日)開催予定
https://fukuda-art-museum.jp/
パノラマビューのカフェ「パンとエスプレッソと福田美術館」
◆嵯峨嵐山文華館(福田美術館から徒歩4分)
古来より平安の貴族や文化人に愛され、歌枕としても詠まれてきた嵐山。百人一首や日本画など、嵐山と京都にゆかりのある絵師や作品を紹介する美術館です。カフェもあります。
「花ごよみ-横山大観・菱田春草らが咲きほこる」展 2021年4月24日(土)~7月4日(日)開催予定https://www.samac.jp/
2階にある120畳!の大広間ギャラリー
<青森市(青森)>アートスポットが多く集まる弘前市や素晴らしい現代美術を展示する十和田市現代美術館など、青森には魅力たっぷりな美術館がありますが、今回はJR新青森駅にあるスポットです。
◆青森県立美術館(JR新青森駅からバス10分)
奈良美智、棟方志功、寺山修司など青森出身の作家や、シャガール、カンディンスキー、クレー、恩地孝四郎、浜口陽三などの作品を収蔵・展示します。巨大な「あおもり犬」や幅15mもあるシャガールの「アレコ」は大迫力!カフェもあります。
「富野由悠季の世界:ロボットアニメの変革者」展 開催中~2021年5月9日(日)
http://www.aomori-museum.jp/ja/
雪に囲まれるとさらに白が映える
◆三内丸山遺跡(青森県立美術館から徒歩7分)
縄文時代前期~中期の大規模な集落が発見され、住居跡や土器、石器、掘立柱建物跡、大人や子どものお墓などが出土しました。ガイダンス施設「縄文時遊館」や縄文ポシェット作りやミニ土偶作りなどの体験工房があります。https://sannaimaruyama.pref.aomori.jp/
雪に埋まった遺跡。縄文人はこんなに雪深いところに住んでいたのですよね!?
ハシゴできる他のエリアや、今回ご案内の美術館の詳細もいずれ旅恋でご紹介します!
※臨時休館する美術館もありますので、お出かけ前に公式HPでチェックしてくださいね