幸せになるワガママ散歩 by 櫻堂

第47回 阿蘇の大自然に包まれる上色見熊野座神社にある人生の壁をぶち破るパワースポット(熊本県・高森町)

人生において何度か人によっては何十回と困難と言う壁が立ちはだかります。その困難を乗り越えるため努力と粘りで立ち向かうためのエネルギーをいただきに、阿蘇、上色見熊野座神社に御参拝

熊本には年間4~5回くらい行きます。仕事も兼ねて、知人が居るので会いに行ったり、阿蘇周辺はとても良質な温泉や湧き水が湧いているので、湯に浸かったりします。食事も美味しいですね。土が良いのでしょう、野菜の栄養が豊富のように感じます。

地方に行く時にはできるだけ始発です。羽田空港から熊本に向かいます。さらにこだわりがあり、ANAしか乗りません。仕事で世界を周っていた時、日本も含めていろいろな航空会社の飛行機に乗ったのですが、嫌な思いをすることが一番少なかったのが全日本空輸ANAだったのです。

熊本空港でレンタカーを借ります。そこから阿蘇郡高森町上色見にある上色見熊野座神社(かみしきみくまのいますじんじゃ)まで50分程で到着です。途中雄大な阿蘇山を左手に望みながらのドライブです。とても気分が清々しくなる感じがします。

上色見熊野座神社入口

参道 

駐車場から神社入口の鳥居をくぐります。両脇の狛犬さんは顔が角ばっていて、九州の狛犬独特だなと感じます。そこから本殿がある場所まで木々が立ち並ぶ山の中を約280段の階段が続きます。両脇には約100基の石灯篭が立ち並び、とても神秘的です。最近?いつもの運動不足もあり一気には登れませんね。さらに最後の数十段は急なのです。ここまで来てさらにこれ、と言った感じですよ。

最後の登り階段御本殿

本殿御祭神は伊邪那岐伊邪那美命(いざなぎいざなみのみこと)です。熊野信仰の広がりと修験者の山岳信仰を結びつけ熊野三山の二柱を御まつりしたと考えられています。神様はあまり街中には長居はしません。こういった山の中の奥にあるお社に居ることが多いです。

御本殿では日頃の感謝と良い気が得られますようにとお願いします。さらに、今回上色見熊野座神社に来た目的に御本殿の裏を登ったところにある穿戸岩(うげどいわ)と言われる場所に行くことでした。

御本殿からの穿戸岩(うげどいわ)

参道からの穿戸岩(うげどいわ)

昔、阿蘇大明神健磐龍命(あそだいみょうじんたけついわつのみこと)が阿蘇山頂より弓を放ち楽しんでいる時、従者の鬼八(きはち)が弓を拾うのに飽きてしまい、最後の弓を足の指で挟んで阿蘇大明神健磐龍命に投げ返してしまいました。それに激怒した阿蘇大明神健磐龍命が鬼八を裁かんと追いかけ、捕まってしまったら大変と鬼八も逃げまくっていたところ、上色見の外輪山の岩壁に逃げ道を塞がれてしまい、岩壁を蹴破って逃げたのでした。その時できた穴が穿戸(うげど)です。その場所を特別な信仰の場所として祭しされてきた。祭し場に一般の人が入れるというのも珍しく、とても貴重な場所です。

穿戸岩(うげどいわ)

この穿戸岩のある場所に立つととても強い気を感じます。気が上から下に流れている感じです。ここに立ち寄らなくてはいけない事を話し、やり遂げられるように願い、その為に良い気を戴けるようにお願いします。身体の中に良い気が入ってきていることをイメージして、良しと感じるまで深呼吸を続けます。とてもとても優しく強い気です。最後にやり遂げることを心に決めて、その場を離れます。阿蘇大明神に感謝をして山を下ります。入口の鳥居まで下りなので、体力的には楽に下りることができます。どうか、ひとつの大きな案件や目的を乗り越える時、上色見熊野座神社に来てみてはいかがでしょう。

穿戸岩(うげどいわ)の裏側

最後に最近「神様に呼ばれないと辿り着けない神社があるのですか」と言う質問をうけることがあります。YouTubeTikTokの見すぎです。そんな事はほとんどありません。極極稀に神様が初めからテストしている人間がテストで呼ばれることがあります。行こうと思えば行けますよ。

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