コロナ禍が長く続きすぎ、人と人がギスギスしているような世の中になってしまった感じです。ロシアが始めた戦争もまだ終わらず、その影響がコロナで打撃を受けた経済にさらに打撃を与えています。我慢我慢の世の中が人の心を小さく細くさらに弱くしている感じです。
そんな時は十一面観音菩薩様の優しく温もりのある力強い気をいただきます。人を思う心が豊かになるような平和な世の中にしたいのです。
奈良県にある豊山神楽院長谷寺（ぶさんかぐらいんはせでら）の十一面観音菩薩さまに会いに行きます。
愛車ロードスターはエンジンからオイル漏れが見つかり、修理中です。折角の８時間ロングドライブを諦めます。新幹線、近鉄を乗り継ぎ奈良・長谷寺を目指します。近鉄大和西大寺駅でレンタカーを借ります。ロードスターで来たかったなあ～と思い、梅雨の晴れ間の暑すぎる陽を受けながらヴィッツで走ります。国道１６５号線から旧初瀬街道に入ると長谷寺はもうすぐです。駐車場に車を停めて門前町を抜けると長谷寺です。
拝観料を支払い門をくぐると、十九間の登廊がお出迎え。一間は約１８２ｃｍなので３５０ｍくらいを登り続けます。運動不足だと辛いですよ。
頑張って登った甲斐あり！！
特別拝観をしていて、十一面観音菩薩さまの足元まで行き、足に触る事ができます。直接ではないですよ。半紙を足の甲にひきその上に手を乗せ十一面観音菩薩さまを感じます。十一面観音菩薩の高さは約１０ｍです。真下から見上げるのですが、神々しくとても感動しました。大きく優しいお姿で力強い気は懐かしく温もりのある感じです。あまり拝観する方がいないので、許される限り足元にいました。そこにいた時間は長くはなかったと思います。しかし、とてもリラックスした感覚に包まれて良い気分でした。まるで子供の頃のゆっくりとした時間を過ごしているようです。
コロナ禍で人生の計画やペースが狂ってしまった方、生き方を忘れてしまった方、十一面観音菩薩さまに懐かしいあの頃を思い出させていただき、生きる事の意味、生き方を考え直してはいかがですか。
