いよいよ桜のシーズン開幕です。
桜大好き関屋のおすすめの筆頭に上がるのが、新宿御苑です。
ここには65種約1300本の桜があり、4月中旬がもっともおすすめの時期。
ソメイヨシノだけではない、桜の魅力を堪能してください。
桜大好き関屋のおすすめの筆頭に上がるのが、新宿御苑です。
ここには65種約1300本の桜があり、4月中旬がもっともおすすめの時期。
ソメイヨシノだけではない、桜の魅力を堪能してください。
新宿御苑の歴史は、江戸時代に信州高遠藩主、内藤氏の屋敷であったところを明治39年(1906)、皇室初の庭園として造られたことに始まります。
ですからかつては宮内省の管轄でした(現在は環境省)。
広大な敷地にはイギリス式、フランス式庭園など特徴ある様式の庭園が整備されています。
四季それぞれに趣のある公園ですが、なんといっても春は公園周辺のオフィスビルを背景に、約65種1300本の桜が咲き、都会のオアシスとなります。
桜は2月中旬に咲くカンザクラ(寒桜)からスタート。
4月上旬にはお馴染みのソメイヨシノやシダレザクラへと続きます。新宿御苑ではアルコール類の持ち込み禁止、ボールやフリスビーの遊具禁止、音源もの禁止、イスやテーブル持ち込み禁止というわけで、純粋にお花見をする人が繰り出します。
芝生広場でお弁当を広げて、「ああ、綺麗に咲いたね」と楽しんでください。
しかし、私のおすすめは、ソメイヨシノが桜の絨毯となる頃、そうです、4月中旬以降です。
この頃は、里桜と呼ばれる園芸品種が次々と花開きます。園芸品種は八重咲きのものが多いので比較的花期も長く、桜って、いろいろあるということがよくわかります。
しかし、私のおすすめは、ソメイヨシノが桜の絨毯となる頃、そうです、4月中旬以降です。
この頃は、里桜と呼ばれる園芸品種が次々と花開きます。園芸品種は八重咲きのものが多いので比較的花期も長く、桜って、いろいろあるということがよくわかります。
新宿御苑の代表的な桜の品種、イチヨウ(一葉)は、枝先に手まりのようにたっぷりと咲きます。
名前の由来は、葉化した雌しべが1本、突き出ているからです。
ベニヤマザクラ系と思われる大輪のチョウシュウヒザクラ(長州緋桜)は、私もここでしか見たことがない品種です。
純白に近いシロタエ(白妙)やシラユキ(白雪)、さらに濃い紅色のカンザン(関山)、
緑色の花をつけるギョイコウ(御衣黄)、重量感のあるヤエベニシダレ(八重紅枝垂)など、まさに百花繚乱。
桜の祭典はカスミザクラ(霞桜)が咲く4月下旬まで続きます。
また、同じ時期には1本の木で紅白の花をつける「弁慶桃」も咲き、観桜客の注目を集めます。
宴会の花見ではなく、今年はどうぞ粋な花見、しかも通ぶって里桜のお花見をしてみてはいかがでしょう。
新宿御苑:9時〜16時、月曜休園(4月24日までは無休)、大人200円 →コチラ