日本旅館「星のや東京」にて、優雅な午後のひとときを過ごせるオリジナルのアフタヌーンティーの提供が、1日1組(2名)宿泊者限定で2022年4月より開始されました。
江戸四天王の一人、酒井家の上屋敷跡に建つ「星のや東京」。江戸時代には徳川幕府は大名を客とし、将軍自ら亭主をつとめる茶会が開かれるなど、武士の間で茶の湯の心得は嗜みのひとつだったという背景があります。星のや東京では、茶の湯において懐石、濃茶、薄茶をもてなす正式な茶会「茶事」になぞらえ、茶懐石として点心とお酒、濃茶と主菓子、薄茶と干菓子を「Nippon キュイジーヌ 〜発酵〜」で表現し、提供します。
茶事のメインとなる濃茶は、一つの茶碗に練った濃い茶を連客で回し飲みをすることにならってフレンチプレスで提供。使用するコーヒーには、星のや東京総料理長 浜田統之氏がフレンチプレスで抽出するコーヒーとして最高峰の物を提供していると考える猿田彦珈琲の協力の元、選定したオリジナルのブレンドです。また、点心には季節の食材に合わせた日本酒を用意し、干菓子とあわせる薄茶には、薪火晩茶を合わせます。
そして、星のや東京の畳の間にてスタッフが茶事の流れに合わせて提供します。法隆寺の玉虫厨子をイメージして作成された、星のや東京にしかないオリジナルのお重でいただくことができます。洗練されたアフタヌーンティーを日本旅館の中で味わうという貴重な体験ができそうです。
「Nippon キュイジーヌ ~発酵~」アフタヌーンティー
■時間:15:00〜16:00
■料金:1名12,000円(税・サービス料込)*宿泊料別
■含まれるもの:星のや東京「Nippon キュイジーヌ 〜発酵〜」
アフタヌーンティー(点心、デザート5種、ミニャルディーズ5種、落雁、スパークリング日本酒、オリジナルブレンドコーヒー、薪火晩茶)
■予約:公式サイト(https://hoshinoya.com/tokyo/)にて 3 日前まで受付
※状況によりメニューの内容、食材が一部変更になる場合があります。
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※データ・内容は掲載当時のものです