京都・嵐山にある全室リバービューの旅館「星のや京都」に、2018年7月1日~8月31日、池の上に宿泊者が自由に座ることができる共用スペース「奥嵐山の納涼床(のうりょうゆか)」が登場します。
星のや京都が位置する嵐山は、平安時代からの避暑地として知られる地。古くから京都の人々は、建築や料理、菓子などを創意工夫し、京都の暑い夏でも暮らしの中に涼しさを作り出してきました。そこで「星のや京都」では、冷房の効いた室内ではなく、夏こそ屋外に出て京都の“納涼”文化を楽しんでもらいたいと、納涼床を企画したそうです。
開催期間中は毎日、1803年創業の老舗京菓子司「亀屋良長」によるオリジナル和菓子やかき氷、スパークリングワインを無料で提供。さらに、納涼BARが毎夜18~22時に登場し、週末には三味線などの和楽器演奏も行われるほか、ストレッチと瞑想を取り入れた就寝前のアクティビティ「水辺の夜坐」(当日20時までに要予約)も期間中の毎晩22時から30分間開催されます。
そして、納涼床の空間を彩るのは風鈴や提灯。京焼・手描友禅・京仏具などを手掛ける10人の京都の職人による、10種のそれぞれの技を活かして製作された新しい意匠の風鈴を楽しむことができます。提灯も寛政年間創業の「京提灯小嶋商店」から派生したブランド「小菱屋忠兵衛(こびしやちゅうべえ)」によるものです。
この他にも、星のや京都専用の屋形船を貸し切った1日1組限定の「納涼船ブランチ」や、会席料理とともに楽しむ「プライベート鵜飼鑑賞船(7月1日~9月23日開催)」もあります。
京都の職人とコラボした空間で、さまざまなアクティビティやイベントを通じて自然の風と水辺の涼しさを感じながら夏の京都を心地よくお過ごしください。
《星のや京都》https://hoshinoya.com/kyoto/