【Topics】岐阜県・奥飛騨温泉郷に、温泉旅館ブランド「界」の24施設目となる「界 奥飛騨」が9月に誕生(岐阜県・高山市)

星野リゾートが全国展開する温泉旅館ブランド「界」の24施設目となる「界 奥飛騨」が、202495日、岐阜県・奥飛騨温泉郷に開業しました。コンセプトは、「山岳温泉にめざめ、飛騨デザインに寛ぐ宿」。

岐阜県・奥飛騨温泉郷は、雄大な北アルプスの名峰に囲まれ、その山々からもたらされた温泉の湯量は毎分37,000リットルと日本屈指。森林資源にも恵まれ、古くから高い木工技術が受け継がれてきた伝統が残るエリアです。また、かつて、この地の温泉街には共同浴場に歩いて出かけ、湯浴みする風景があったことから、館内の温泉大浴場や客室の露天風呂のみならず、外の世界へも滞在中に幾度も回遊してほしいという思いがあり、界 奥飛騨は中庭を中心に東と西の客室棟、湯小屋棟、そして離れの4つの棟が配されています。

開放的な中庭には、湯けむりが漂う湯の川がゆるやかに流れ、川に沿った散策路には広葉樹や地域の自生種が植生され、奥にある足湯で足を温めながら、山並みを見上げることができます。

ご当地部屋「飛騨MOKU(もく)の間」は、高山祭に見られる、この地ならではの豪華絢爛な「紅」の色合いを印象的に使用。地元の伝統的な漆塗りである飛騨春慶(ひだしゅんけい)のウォールアートや客室サイン、曲木(まげき)をモチーフにしたヘッドボード、地元の家具メーカーである飛驒産業による飛騨市産の広葉樹を使用した曲木チェア、800年の歴史ある山中(さんちゅう)和紙の行灯など、随所に天然木のやさしさや、飛騨の魅力を感じる造りとなっています。

夕食は半個室スタイルの食事処で、地元の食文化を活かした会席料理を楽しめます。特におすすめは「飛騨牛の朴葉つと焼き」。飛騨牛が朴葉で包まれ、葦、竹の皮、藁などを束ねたり、編んだりして中に食材を包み持ち運べるようにした「つと」とともに提供されます。囲炉裏端を思わせる古材を使用した料理の盛り付けとともにお楽しみいただけます。

界 奥飛騨
所在地:〒506-1433 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯138
電話:050-3134-8092(界予約センター)
付帯設備:ロビー、食事処、トラベルライブラリー、ショップ、湯上がり処、大浴場(男女別、露天風呂各1、内風呂各2)、足湯、中庭
料金:1 31,000円~(21室利用時1名あたり、税・サービス料込、夕朝食付)
アクセス:平湯バスターミナルより徒歩約4分、中部縦貫自動車道・平湯ICより車で約3
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaiokuhida/

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