残念ながら今年の青森ねぶた祭は中止となってしまいましたが、青森の文化を満喫できる温泉宿「星野リゾート 青森屋」では、1泊2日でひと味違う青森ねぶた祭を満喫できる「ねぶた尽くしプラン」を11月29日まで販売中です。
青森ねぶた祭の見どころは、祭りの実行委員会による審査対象でもある、ねぶた・跳人・お囃子・ねぶた師の4つ。そこで、この4つの要素が今回の宿泊プランに組み込まれています。
ひとつ目は「ねぶた」。2019年4月に誕生した客室「青森ねぶたの間」では、東北の地で語り継がれる3人の英雄、坂上田村麻呂、阿弖流為(アテルイ)、源義経の伝説をもとに、玄関から主室、寝室にいたるまで、ねぶたの迫力を感じられるようになっています。
ふたつ目は「跳人(はねと)」。客室には、跳人の衣装を用意しており、手順書を見ながら、自分で着付けできるようになっており、廊下の床には足跡が付いているので、そこを踏んでいけば自然と跳人のステップに!
3つ目は「お囃子」です。客室にレクチャー動画と楽器を用意しているので、演奏にチャレンジできます。手振り鉦の持ち方、たたき方、リズムや掛け声などを習いながら、ねぶたに囲まれた空間で演奏を体験できます。客室でできるので3密の心配もありませんね。
4つ目は「ねぶた師」。ねぶた制作の一部の工程を体験できるよう、本物のねぶたで使う和紙に、紙製の骨組みがセットになったねぶたのお面づくりキットを客室に用意。骨組みを組み立て、凹凸に沿って枠毎に1枚ずつ和紙を貼りながら、自分だけのねぶたを作ってみましょう。
他にも、スタッフによるお祭り本番さながらの迫力ある演奏も毎晩披露されます(8月の土日を除く)。
さらに、今年は、毎年ねぶた制作に情熱を注いできた内山龍星氏、立田龍宝氏、北村春一氏の3名のねぶた師の方々にご協力いただき、特別に流派を超えた三者合作の悪魔退散をテーマにしたねぶたを制作。9月27日までのねぶた制作期間中、宿泊者を対象に毎週金曜、土曜、日曜に見学時間を設け、骨組み、紙貼り、色付けなど宿泊時期によって異なる過程を見て楽しめます。また、ねぶた師から直接話を聞ける「ねぶたの学校」も同時開催。
星野リゾート 青森屋<ねぶた尽くしプラン>
■期間:2020年7月24日~11月29日 ※11月29日チェックインまで可
■料金:30,800円~(2名1室利用時1名あたり、税別)
■含まれるもの:青森ねぶたの間宿泊、夕朝食、お囃子の楽器演奏体験、青森四大祭りのショー観覧チケット、ねぶたのお面づくりキット
■定員:1日1組 3名まで