2012年6月3日(日)
季語に「五月尽」があります。四月尽も九月尽もありますが、五月尽はいよいよ夏の趣があります。
天声人語でも毎月最終日にはその月の言葉を集めますので、私も少し。
まず、腹立つこと。大飯原発の再稼動への動き。3.11の原発事故は人災です。
それを忘れてしまったのか。何も解明されず何も証明されないまま、原発推進者はまた、原発を動かそうとしています。
日本中で、原発がなくても何とか節電してやってみようじゃないかという機運が高まっている中の強行。原発がないと困るでしょう、という図式を作りたいとしか考えられません。
私たちの努力で原発なくても大丈夫じゃないというのが、そんなに気に食わないのか。
関電のありようしかり、東電は値上げするというし。いったいこの国はどこに向かっているのでしょうか。
世界中が見守る中、原発の再稼動を鶴の一声のような形で押し切ろうとしているとは。声を上げましょう。きっとできるはず、原発がなくても。日本人の知恵と英知と技術と情熱で。
このごろの夕食タイムが夜11時。
ああ、つらい。つまり仕事が片付かずに、なんとか見通しがたってからの食事、で、もうすぐ夜中。。。そこから飲みますので、毎日、日にちをまたいでの酒ですが、これがあまり美味しくない。ああ、つらい。
ただ酔うための酒のようになっています。それでも飲みますが。
さらに、自分で食べたいものを自分で作って食べるという行為ができないのが、ああ、つらい。これが本当に、つらい。その日そのときに食べたいものを作って食べるのが何より好き。なんだか空腹を満たすだけための食事に成り下がっています。五月尽でなんとか脱出できそうです。
初夏、いい響きです。湿度も低く、風が爽やかで。
それなのに今年は傘が欠かせない。突然の豪雨。まるでスコールのよう。
世界中が異常気象に巻き込まれているような。気にしなければいいのかなあ。ヨーロッパ旅行では、毎朝お天気予報をしていたのはイギリスだけ。だからイギリスは日本に似ている?といわれているのかしら。
スペインは皆無。どうでもいいのでしょう、お天気なんて。フランスは軽〜く、シャンソンのような程度でした。
今日も突然の雨にあいました。自然を軽視している私たちへの警告でしょうか。