長いコロナ禍で昨年の12月から疲れが抜けず、気持ちがリセットできず、霧の中を歩いているような日を過ごしていました。
2月の節分が過ぎたので、師匠に新年のご挨拶にお伺いした時、「おまえさあ、時間がある時、茨城県坂東市(ばんどうし)にある一言主神社(ひとことぬしじんじゃ)に行ってみたら」と言われました。今までも師匠はこんな感じにしか何かを伝えてくれず、何故ですかとか聞いてみても「行けばわかるよ」としか言わないのです。何十年もず~とこんな感じです。しかし、行ってみてもわからない事がほとんどなのですが…
2月は時間があるので晴れた良い日を選び、一言主神社に行ってみます。当然、愛車ロードスターに乗り込みカメラを積み込み(本業はカメラマンです)浅草から坂東市に一般道を走ります。江戸川を越えると都内にはないようなチェーン店や食事処などがあり、お参りが終わったらここで食事でもしてみようかなと運転しながら物色などしているうちに一言主神社の案内板が現れます。県道を走り一言主神社と書いてある巨大なアーチをくぐりしばらく走ると、とても広い神社専用駐車場が現れます。せっかくだからと思い広い駐車場の真ん中にロードスターを停めます。
駐車場からみる神社は田舎にあるような大きめの神社にしか見えなかったのですが、鳥居をくぐり本殿に近づいていくにつれて、とても気持ちが穏やかになりすっきりとしてきます。それとともに身体がとてもリラックスされていくのです。何か懐かしい時間の中にいるような気持ちです。本殿で手を合わせている時には、心も身体もリフレッシュ、気持ちが良いのです。「良きかなー」て感じです。
この一言主神社の御祭神は一言主大神(ひとことぬしのおおかみ)。この神様は「言霊(ことだま)」=言葉を大切にされ、あらゆる祈願を一言も聞き洩らさず聞き分けて、人々にとって必要な御利益だけを授けてくれる神様です。
新年度を迎える前に身体と心をリフレッシュして、心からの願いを心からの言葉で祈願してみてはいかがですか。