千葉県在住の山本ですが、まだ県民歴は2年半ほど。
千葉に住んで初めてその存在を知った"流鉄(りゅうてつ)"をご紹介します。
千葉県内には、ぬれ煎餅で知られる銚子電鉄や、ムーミン列車が走るいすみ鉄道など
有名なローカル線がありますが、都心の近くで乗れるローカル線なんて
"流鉄"ぐらいじゃないでしょうか。
流鉄は流山市役所近くにある流山駅と松戸市の馬橋駅を結ぶ約5.7kmの単線です。
駅も6駅しかありません。
開業は大正5年(1916)。町民の出資によって「流山軽便鉄道」として始まりました。
その後、幾度も社名が変更され、2008年に「総武流山電鉄」から「流鉄」となりました。
車両には「青空」「なの花」など愛称が付いているのが特徴で、
車両の色も名前にふさわしい色合いとなっています。
全線乗っても11分ほど。のんびり揺られながら、電車の旅を楽しんでください。
↑青い車体の「青空」は2両編成 ↑馬橋駅改札。パスモやスイカは使えません
4月上旬の今の季節なら、幸谷駅と馬橋駅の間で、車窓から満開の桜並木が眺められます。
時間があれば、下車して歩いてみるのがおすすめです。
のどかな春の陽射しのなか、松戸市を流れる新坂川沿いに桜並木や菜の花の
お花見が楽しめます。
川面に映った桜もキレイです。
ぜひ出かけてみてくださいね(^^)
●注意:桜の写真は2009年春撮影したものを使用しています
(取材・執筆 山本 厚子)