あなたも「近代化遺産」萌え! by 関屋淳子

旅心を貯金しよう!~Keep on traveling,Stay home~第1回 みちのくを染める桜回廊(山形県)

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第1回  みちのくを染める桜回廊(山形県) 

4月中旬、山形県南部は桜で埋め尽くされます。桜好きなら一度は訪ねてみてほしい、その名も置賜(おきたま)さくら回廊。南陽市の赤湯温泉から白鷹町荒砥までをつなぐフラワー長井線沿いの約43㎞の桜の観光ルートです。桜名所はじめ、名木や巨木が点在しています。

先陣を切ってピンク一色になるのは赤湯温泉の近く、小高い丘の「烏帽子山千本桜」(南陽市)です。25種類、1000本、春を謳歌するような生命力あふれる桜の競演にうっとり。

烏帽子山千本桜

次にご紹介するのは「薬師桜」(白鷹町)、樹齢1200年といわれるエドヒガンです。薬師堂、その後ろには朝日連峰が連なり、この土地に守られてきた桜を実感。

薬師桜

そして国指定天然記念物の「伊佐沢の久保桜」(長井市)。こちらも樹齢1200年といわれ、樹高は13m、坂上田村麻呂お手植えと伝わります。老朽により樹勢回復処置が施され、まだまだ頑張っています。来年も元気に花を咲かせてね!

伊佐沢の久保桜


花はこんなに可憐、エドヒガンです

ほかにも「草岡の大明神桜」、「子守堂の桜」などがあり、ローカル感あふれるフラワー長井線に揺られて巡る桜旅。来春の計画を立ててみてください。

置賜さくら回廊

取材・文/関屋淳子

 

 

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