年末年始が近づいてきました。一年の疲れと使ってしまった運気を上げるために磐座(いわくら)に行き、宇宙のエネルギーをいただきに倉敷市の岩倉神社に行きます。
日本にはたくさんの磐座が点在します。その中でも山陽地方(岡山県・広島県・山口県)は多く感じられます。長い年月がそうさせたのかもしれませんが、巨石が積み重ねひとつの大きな山を形成している場所が多いのです。有名な場所ですと厳島神社がある宮島の弥山(みせん)もそういう場所だと思っています。
自然崇拝していた日本の信仰のひとつに巨石もあり、その場所を磐座として神様を降臨していただく場所としたり、信仰の対象としていました。山陽地方はそんな巨石群がある場所が多いのです。
年末年始が近づいてきてエネルギーも枯渇しだし身体の弱いところに不備が出始めたので、強く神聖なエネルギーをいただきに岡山県倉敷市の岩倉神社(いわくらじんじゃ)にむかいます。ロードスターという愛する足を失ってしまったため、新幹線でむかいます。大阪より西に新幹線でむかうのは久しぶりです。岡山駅でレンタカーを借ります。車で約20分くらいです。
街をぬけると田んぼが広がります。その中にどどーんと円い形の森が現れます。突然の森とそこにある巨石の異様さと神秘さに圧倒されます。その周辺に車を停めますが、車より5倍も6倍もありそうな巨石がお出迎えです。巨石群にただただ圧倒されます。この岩倉神社周辺は弥生時代の遺跡も多く、その中の巨石群は信仰の対象でもあり信仰する場所でもあったのだろうと思います。さらに石、特にこれだけの巨石の気のエネルギーは強いです。見ているだけでも面白いです。何千年前の日本人がここで何をしていたのだろうと想像するだけでもワクワクします。
お祀りされている御祭神は大船稲命(おおいなふねのみこと)、そして境内2社には火彦霊神(ひむすびのかみ)、保食神(ほぐいのかみ)を御祀りしています。まさに食に関する神様ですね。本殿で手を合せ名前、生年月日、住所を伝えお世話になっているお礼を言います。そして本日ここ岩倉神社に来た理由を話し、お願いをします。「良い気が得られますように」と。その後右回りで本殿後ろにある磐座と思われる岩に近づきます。
巨石です。ここ周辺は、4000年前は海の底だったと言われています。海の底にあっただろうと思われる巨石に囲まれてなんだか気分が良いのです。ホッとします。場所も岩も良いのだろうと思います。日本の神社は遺跡の上や遺跡の近くに建てられていることが多いです。縄文人や弥生人さらにそれ以前の人々は土地の良い場所を動物的な感覚で探し、住むのに適した場所をみつけてそこに住み、そこで死にお墓を作ったのでしょう。宇宙を感じていたのでしょう。土地の良い場所とは土地の気が良い処ですから、そんな場所は今の時代にも通じるのです。
先人から教えていただく事はたくさんあります。今の日本人は特に学ぶべきなのです。
岩倉神社には2時間くらい居ました。気の合った神社に長居をすると気当たりをします。長湯をした時の湯当たりと同じ現象でのぼせてしまうのです。年末年始精神的にも体力的にも頑張りどころです。皆様も太古の良い気をいただきに来てみては如何ですか。
今後日本も災害が多くなります。それを切り抜けるためにも良い気を纏ってください。