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おすすめ宿レポート
八ヶ岳高原 プライベートVilla TARA

八ヶ岳高原 Private Villa TARA

八ヶ岳や南アルプスの峰々を見晴らす静かな高原に建つTARA。

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名作『風と共に去りぬ』の主人公、スカーレット・オハラの故郷として描かれたタラの地に因んで付けられた宿名です。すべてを失ったスカーレットが「タラへ帰ろう」と決心する名シーンを覚えていらっしゃる方も多いと思います。いつもあたたかく出迎え、新たなエネルギーを与えてくれるタラの地。日々の生活に疲れた女性をリラックスさせ、リセットする特別な場所がこのホテルのコンセプト。1日1組限定2名までで、女性のひとり旅、女性同士、男女カップルの宿泊のみ、中学生以下のお子さんも宿泊できません。
昨年オープンしたばかりのTARAに、関屋と川崎が訪ねました。


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高原の香りをそのままお部屋へ...
やわらかな色調で纏めた寛ぎ空間

「自分の別荘にいるように過ごしてほしい」というオーナーの思いから、TARAのお部屋はプライベート感が保たれる離れになっています。
ドアを開けるとすぐが、2面を窓に囲まれたカフェスペース。窓からは緑茂る庭が望め、その先遠くに甲斐駒ケ岳の秀麗な姿が控えています。

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このカフェスペースと一続きでリビングがあり、さらにミニキッチンも。冷蔵庫やIHクッキングヒーター、電子レンジのほか、鍋などの調理器具も備わり、ちょっとした食事の準備ができるようになっているのはうれしいポイントです。

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ベッドルームには、セミダブルのツインベッドを配置。

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森に向かって一面が窓になっており、朝にはカーテンを開けるとやさしい陽光が降り注ぎます。
ファブリックは白やベージュなど控えめな色合いで纏められているので、家具やリビングのフローリング、寝室のウォールと白木の木肌がより一層引き立ちます。室内にいながら高原の香りが感じられる...、そんなお部屋です。


TARAのお部屋のもうひとつの特徴は、窓が多いこと。

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バスルームにも洗面ボウルの目の前や湯船の傍らに大きな窓を配しています。ブラインドを上げれば露天風呂気分でお風呂に浸かることができ、木立を眺めつつの開放感あふれる湯浴みを楽しめます。
リビングルームのデスク前にも窓が。

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こちらは目を上げると甲斐駒ケ岳を望めるという塩梅です。「冬になると山がさらに近くに見えるんですよ」とオーナー。電子メールでのやりとりが多い昨今ですが、この眺めを前にしたら手紙をしたためたくなります。



ピアノを弾いたり、読書をしたり
自分の望むままに過ごす

TARAは1日1組のゲストのためのお宿なので、本館のメインラウンジも誰に気兼ねすることなく自由に利用することができます。

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薪ストーブを囲むようにソファーが配置され、冬季なら赤々と燃える炎を眺めて静かに過ごすのもロマンティック。ピアノやライブラリーもあり、思いっきり好きな曲を弾くもよし、小説を読みふけるもよし。風が爽やかな季節には、庭に面したウッドテラスで過ごすのもおすすめです。特に夏はウッドチェアに腰掛け、暮れ行く空を眺め、冷えたビールを飲むのも気持ちよさそう!

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疲れた身体を癒してくれる
オールハンドのリラクゼーション

忙しい日々を過ごす女性のために、TARAではアロマトリートメントのメニューも用意。予約の時間にセラピストが離れを訪れ、お部屋のベッドルームでリラックスしてトリートメントを受けることができます。
メニューは、全身、レッグ、ボディ&フェイシャル、リフトアップ&浄化フェイシャルの4種類から選べます。
全身にあたるリラックス&リフレッシュボディは、日々の疲れやストレスで強ばってしまった身体を、筋肉の状態を的確に把握するオールハンドのトリートメントで解きほぐしていきます。
オイルはセラピストが季節に合わせて独自にブレンドしたものを使用。

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この日は森の香りとフローラルの香りの2種類のオイルが用意されていたので、より高原のイメージに近い森の香りのオイルを選んでみました。施術が始まると、ふんわりと漂う心地よいアロマ。希望により凝った部位は圧を強く施術してくれます。
このトリートメントは筋肉を緩め、リンパや血液の循環を促進し、新陳代謝を高めてくれるとのこと。私は特に肩こりがひどく、両肩がパンパンに張っていたのですが、施術後に肩を触ってみるとやや柔らかさが戻っていました。


オーナーが心を込めて作る
旬を盛り込んだディナー

夕食の時間です。食事のスタート時間も自分たちのペースで決めることができます。欧風料理のコースは前菜・スープ・野菜料理・魚料理・肉料理・デザートとなっています。この日の前菜は自家製スモークサーモンと野菜のピクルス、クスクスです。

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桜チップの香り豊かなサーモンとピクルスの爽やかな酸味が食欲をそそります。スープは人参のポタージュ。口の中にふわっと人参の風味が広がります。3品目は筍とウドのマリネ。春の味覚の共演です。

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魚料理はアクアパッツア、お肉料理は骨付きラムのハーブローストです。アクアパッツアの主役は真鱈。トマトの酸味やオリーブのアクセントが真鱈の旨みを引き出します。

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ラムは肉本来の旨みが感じられるロースト。日によりビーフやポークなどがメインになります。

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デザートもお手製のマンゴームース。さっぱりと口直しです。

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いずれもオーナーが心を込めて作った品々。たった一組のゲストのためだけに用意されたという、ぬくもりを感じます。オーナーのあたたかい人柄が伝わるディナータイムです。
朝食についても、チェックアウトまでに食事が終わればOKということで、朝寝坊もどうぞ。コンチネンタルブレックファストに卵料理、ヨーグルト、フルーツなどが付きます。

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sekiya.jpgこのホテルのオーナーは東京でフル稼働で仕事をしていた女性。だからこそ、女性が心底寛げる場所を作りたいという思いがいっぱい詰まったホテルです。ホテル業務の経験はまだ浅く、素人っぽいと感じるところがあるかもしれません。しかしそのような部分も含めて、友人の家に遊びに来たかのような、ふっと息を抜いて過ごすことのできる優しい温もりに包まれた場所です。「宿」はお客とともに成長していくものです。TARAの成長を楽しみに見守っていきたいと、感じました。(関屋)


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八ヶ岳高原 Private Villa TARA
℡0551-38-0106
http://pv-tara.com/
1泊2食付き1名様25,000円~
チェックイン14時
チェックアウト11時



TARA周辺のおすすめ立ち寄りスポット

パンの店 コンプレ堂
TARAから歩いておよそ10分。木々に囲まれた森の中にひっそりと立つパン屋さん。

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東京や兵庫でパン作りを修業した店主が、2012年4月にオープンさせました。天然酵母を使用しており、しっかりとした食感のハード系のパンが多い中、定番のメロンパンやフルーツのタルトも。こぢんまりとしたお店ながら、実に多彩なパンが並びます。人気のお店なので、早めの時間に訪れるのがおすすめです。

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山梨県北杜市大泉町西井出8240-6964
℡0551-45-7007
営業時間/7:30~17:30
休業日/木曜、第2・4水曜
http://completdo.exblog.jp/

ジャムクラフト とりはた
県道28号沿い、石堂と若林の交差点の間にある、旬のフルーツや野菜を使用したジャムが人気のお店です。

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冷凍のものは一切使用せず、自家農園や契約農家から届くフレッシュな素材で作るので、お店に並ぶジャムは季節替わり。常時20種類ほどのジャムが並び、ニンジンやトマトなどちょっとほかではお目にかかれないジャムもあります。試食ができるので、好みの味を探してみましょう。

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山梨県北杜市大泉町西井出8240-6301
℡0551-38-3499
営業時間/10:00~18:00
休業日/水曜、12月は火・水曜、8月は無休
http://torihata.co.jp/

Tamiira
清里 萌木の村のすぐそば、ウッディな外観がオシャレなレザーアイテムのショップです。

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店内に一歩入るとレザーの香りに包まれます。バッグやお財布、キーホルダー、ベルト、ボールペンとアイテムの種類豊富。

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イタリア製のレザーを使用しており、もちろんすべて手作りです。希望すればその場で名前を彫ってくれるので、プレゼントにもぴったり。お店にない色はオーダーすることも可能です。ぜひぜひ相談してみましょう。

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ちなみに関屋は、この長財布の色違いをオーダー。出来上がりが楽しみですね。

山梨県北杜市高根町清里3545-2441
℡0551-48-3860
営業時間/10:00~17:00
休業日/木曜
http://tamiira.exblog.jp/


川嶋紀子雲の絵美術館
秋篠宮妃殿下の祖母にあたる川嶋紀子(いとこ)さんの絵を集めた美術館です。

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紀子さんは40年あまり毎日、パステルで雲の絵を描いていました。この美術館のオーナーは縁があって8000点あまりの紀子さんの作品を寄贈され、1993年にギャラリーとしてオープンさせました。時に鮮やかに、時にやわらかい色調で描かれた雲の絵だけでなく、空について語る紀子さんの言葉も胸を打つものがあります。

山梨県北杜市高根町長沢4986-992
℡0551-47-4715
営業時間/10:00~17:00
休業日/火・水曜(祝日の場合は翌日)


※施設の情報は2013年6月現在のものです。変更になる可能性がございますので、

お出かけ前にご確認ください。

 
 
(取材・執筆 川崎 久子、関屋 淳子)